スカウツオウン
スカウトの進級面接は、団指導者がスカウトと接する数少ない機会です。それは、「そのスカウトが○級にふさわしいか否か」を判定するものではありません。これから次の級に進むにあたって、現在の級で取り組んだことを振り返り、ここまでの取り組みに対して「…
つい先日、こんな記事が紹介されていました。 「体罰」を禁じることで若者の暴力性が劇的に減少することが88カ国40万人を調査した研究で示される - GIGAZINE 記事内で、このような記述があります。 体罰を受ける子どもは「自分は望まれない人間なんだ」と考…
ボーイスカウト日本連盟初代総長の後藤新平は、明治から太正にかけて活躍した医師・官僚・政治家です。 彼は、もともと政治家を目指していたのですが、遠い親戚に当たる高野長英が「蛮社の獄」で弾圧を受けたこともあり、周囲に反対され、医師の道を歩んだと…
しばしば、街頭募金をやってて思うことがあります。通りかかったときにお金を入れてくれる方の特徴を見たときに、 親子連れ、特に、小さいお子さんがいらっしゃる方 お年寄りの方 身体に不自由なところがある方 が多いなという印象があります。いかにも健康…
「訓育」と「教育」、どちらも、人を育てることを指す言葉としてしばしば使われますが、英語にすると意味の違いがハッキリわかります。 教育する = educate・・・ex-(~の外へ)+dewk-(導く)が語源:内から能力を引き出すことが目的 訓育する = discipli…
「スカウト運動の目的はなんですか?」 「より良き社会人を育成することです」 といったやりとりというかQ&Aはよくあります。 私は、「より良き社会人を育てる」といったことよりも、スカウト運動が「運動」たる大きな目的があると感じるようになりました。 …
スカウトは、ちかいに 一、神と国とに誠を尽くし、おきてを守ります とあるように、明確な信仰を持たねばなりません。しかしながら、科学の発展と共に宗教の権威が落ちていっていっているのも事実です。B-Pが生きた19世紀後半から20世紀前半は、まさに科学の…
「ローバーリング・ツウ・サクセス(Rovering to Success)」は、英国連盟でローバープログラムが開始された際にB-Pが著した本です。初版と二版では「青年のための生涯とスポーツの本」との副題がついていましたが、その後の版では「若者が男らしさを身につけ…
スカウトの進歩制度においては、様々な「章」が授与されます。 2019年現在では、 ビーバースカウトなら、木の葉章と小枝章 カブスカウトなら、完修章とチャレンジ章 ボーイ以上なら、初級章、2級章、1級章、菊章、隼章、富士章と技能章 といった章があります…