良い雨具を買ってもらったら、雨の日が楽しみになる
これも、私がWB研修所BS課程の際に聞いた話です。
スカウトの活動は野外で行われます。そのため、天候は活動における重要なファクターの1つです。
雨の日の活動というのは、非常に辛いです。火を起こそうと思ってもなかなか火がつかない、自分の持ち物はびしょ濡れになる、時には持ってきた書籍が濡れてボロボロになる、テントで雨漏りしてしまうと寝られない…などなど。もちろん、日々の訓練において、雨に備えておくことは必要です。でもやっぱり、雨の日の集会は憂鬱です。
でも、ちょっと雨の日が楽しみになるきっかけがあります。それは、良い雨具を買ってもらった(大人の場合は買った)ときです。「これで雨の日でも大丈夫!」「早く試したい!」と、ちょっと雨の日の集会が待ち遠しくなります。
「スカウトは質素である」なので、高価なものは必要ありません。が、ちょっと良い装備を持つことはそこまで悪いことやないと思います。
かく言う私自身も、ちょっと良いアウトドアグッズを買うと、スカウトのキャンプやハイキングで使いたくなる気持ちになります。「集会の楽しみ」が増えることは悪くないことかも知れませんね。